もう虫歯になってるかも?
お子様に虫歯があるかチェックしましょう。
乳歯はとてもやわらかいので虫歯になりやすく進行も早いんです。初期段階の虫歯は痛みなどの自覚症状がないので、ご家族の方もなかなか気が付きづらいかと思います。ここでは、パパやママにお子様の簡単な虫歯リスクチェックをしていただこうと思います。さっそく該当する項目にチェックを入れて、危険度をはかってみてください。
虫歯リスクチェック
- 歯に乳白色や茶色っぽいところがある
- 食べているとき、「歯が痛い」という
- 冷たいものや甘いものを口にしたとき、「歯が痛い」という
- 歯みがきにかける時間が少ない
- 1日3回の食後の歯みがきができていない
- 甘いものが大好き
- 今まで何回も虫歯治療をしたことがある
- 食べかすが歯によく詰まる
- 口臭がする
- 歯が痛むときしか歯医者さんにいかない
- ご両親やご家族に虫歯が多い方がいる
- 糸ようじやデンタルフロスを使っていない
該当しているものが1つでもあれば
虫歯になってる可能性があります。
すぐに小児歯科を受診してください。
虫歯放置の危険性
虫歯の自覚症状があるとしたら、思った以上に虫歯が進行している証拠かもしれません。お子様に痛い思いをさせるのはかわいそう。早く進行を食い止めてあげましょう!虫歯は、進行レベルによってC0~C4という5つの段階に分けられ、進行するほど治療は難しくなります。もしお子様が虫歯になったら、ひどくなる前に歯医者さんへ相談しましょう。治療は早いに越したことはありません。そのほうが治療も簡単で、痛みも少なくすみます。
虫歯予防の秘訣は定期検診
3ヶ月に一度定期検診を受けるだけで虫歯の予防には大変効果的です。当院は予防を大切にし、虫歯を作らないことを目的とした治療を行っているので、虫歯チェックリストで虫歯の可能性があった場合はもちろん現状でチェックリストに当てはまらなかったとしても、定期的な検診を受けることを強くオススメしています。
定期検診について詳しく知りたい方はコチら→小児歯科Q&A
虫歯ってどうやってできるの?
虫歯の原因であるミュータンス菌は、プラーク(歯垢)をつくり、糖分を栄養にして増殖します。やがて酸を出して、歯のエナメル質を溶かしていき、歯に穴があくのです。普段からお口の中に糖分を残さないように気を付けましょう。
けがなどで歯が抜けたときの応急処置は?
まず流水で軽くうがいをします。そして、患部を乾燥させないようにしながら、一刻も早く歯医者さんへ向かってください。時間の経過とともに、治療の成功率が下がります。30分以内に移動することが望ましいでしょう。抜けた歯は、元の位置に戻すか、ぬれたガーゼに包んで頬と歯ぐきの間に挟んだまま移動しましょう。
キシリトールって歯に良いの?
ミュータンス菌は、キシリトールを取り込みます。でも、菌の栄養にはならないので、増殖することも、酸を出すこともできません。逆にキシリトールは、ミュータンス菌の働きを抑制する性質を持っています。さらにキシリトールガムは、唾液中のpHを上昇させる効果もあり、虫歯予防に役立ちます。砂糖を含むキシリトールガムも市販されていますので、よく成分を確かめてくださいね。
フッ素って体に悪くないの?
フッ素は、骨などを構成する自然元素のひとつで、食品にもわずかに含まれています。フッ素塗布に用いるフッ素の量は微量ですから、人体への有害性はないといわれています。安心して虫歯予防にお役立てください。
まだ乳歯があるのに永久歯が生えてきた。どうしたら良いの?
6歳前後になると、乳歯はぐらつき、自然に生え変わります。もし先に永久歯が生えたとしても、乳歯がぐらついていれば自然に抜けることがほとんどですよ。その乳歯がまったく抜ける様子がないようでしたら、抜歯が必要かもしれません。なるべく早くご相談ください。
永久歯が生えたのですがぐらついています。大丈夫ですか?
生えたての永久歯は、歯根がしっかり根付いていません。ぐらつくこともありますが、次第に固定されるはずです。気になるようなら、きちんと歯医者さんに診てもらったほうが良いでしょう。
虫歯ってうつるんですか?
はい、虫歯はうつる病気なんです。大人の口の中には虫歯の原因菌が潜んでいます。ママの箸やスプーンで食事を与えることによって虫歯がうつることはよく知られています。お子様専用の食器を使ってくださいね。
どうせ永久歯が生えてくるんだし乳歯が少しくらい虫歯でも大丈夫?
乳歯が虫歯にかかったままだと、生えてくる永久歯も影響を受けて虫歯になりやすくなります。乳歯の虫歯は進行が早いので、抜歯する場合もあります。あまり早い段階で乳歯がなくなると、生えてくる永久歯の歯ならびが悪くなることが多いのです。乳歯も大切にしてくださいね。
歯磨剤は使ったほうがいいの?
虫歯予防のためにフッ素入りの歯磨剤を積極的に使いましょう。現在、国内シェアの90%以上の歯磨剤にフッ素が配合されています。
以前は歯磨剤に配合できるフッ素濃度の上限は1000ppm(1ppm=0.0001%)に定められていましたが、諸外国で採用している国際基準(ISO)では1500ppmを上限にしており、日本では500ppmも低く設定されていました。500ppm上がると明らかに虫歯予防効果があがります。正しく使用すれば健康被害も見受けられないこともあり、2017年に厚生労働省が1500ppmを上限とすることを承認しました。
高濃度フッ素配合歯磨剤は6歳以上になれば使用可能です。一度治療した所の虫歯や、歯肉が下がってみえてきた歯根面の虫歯予防に効果があります。
6歳未満のお子様は、フッ素濃度1000㏙の歯磨剤を使って虫歯を予防しましょう。
6歳未満のお子様は、フッ素濃度1000㏙の歯磨剤を使って虫歯を予防しましょう。
うがいが出来ない小さなお子様でも使用して構いません。
フッ素濃度が1000ppm以下の歯磨剤は濃度が明記されていないことも多いですが、当院には濃度がきちんと明記されたものを置いており、より効果的な使い方を指導しています。ご相談ください。
《フッ素入り歯磨剤を有効に使いましょう》
歯磨剤に入っているフッ素が、お口の中に残るように使いましょう。 年齢に応じた量の歯磨剤を歯ブラシに付けます。
歯全体に塗り広げ、2分間は磨きましょう。
少しの水(10ml程度)を口に含んで30秒ブクブクうがいを します。
吐き出したら、後はうがいをせず1~2時間は飲食をしないで下さい。
本当はうがいもしない方がより効果的なので、うがいがまだ出来ないお子様は歯磨剤を塗っておしまいにして大丈夫です。
フッ素濃度が1000ppm以下の歯磨剤は濃度が明記されていないことも多いですが、当院には濃度がきちんと明記されたものを置いており、より効果的な使い方を指導しています。ご相談ください。
《フッ素入り歯磨剤を有効に使いましょう》
歯磨剤に入っているフッ素が、お口の中に残るように使いましょう。 年齢に応じた量の歯磨剤を歯ブラシに付けます。
- 歯が生えてから2歳 → 米粒程度(1~2㎜程度)
- 3~5歳 → グリーンピース程度(5㎜程度)
- 6歳~成人 → 歯ブラシ全体(1.5㎝~2㎝程度)
歯全体に塗り広げ、2分間は磨きましょう。
少しの水(10ml程度)を口に含んで30秒ブクブクうがいを します。
吐き出したら、後はうがいをせず1~2時間は飲食をしないで下さい。
本当はうがいもしない方がより効果的なので、うがいがまだ出来ないお子様は歯磨剤を塗っておしまいにして大丈夫です。
『お子様の歯を守るにはパパとママの行動が必要です』 お子様のためにもまずはお気軽にご来院ください。 予めご予約下さい。
※お急ぎの場合・ご不明点などはお気軽にお電話にてお問い合わせください。